【授業】Webの色 DTPの色
モニターの色と刷版の色
Photoshopでの色を指定するとき、指定したカラーの下に「黄色▲!」マークが現れることが。印刷で再現されないのはもちろん、他のモニターでも、
100%再現されるとは限らないので要注意
基本「彩度が高い」色はプリントで再現できない
CMYKのインクが、紙にのってできる色の限界があるから。
(確かに作画の仕事で調色の時も「彩度の高い色」は通常のカラーラインだけでは作れず、
蛍光色をいれて無理やり彩度を上げてつくりましたw)
※(調色=カラーチップなどで指定された色を絵の具やインクを混ぜ合わせて作る作業)
「黄色▲!」マークをクリックすると、実際に再現できる色になる
とはいえPCに任せると、すごいくすんだ色になってしまうので、せめて手動で再現できる、できるだけ彩度の高い色へ修正する必要がある。
(再現できないまま版刷りに出すと、思わぬくらい「かなりくすんだ色」に勝手に変換されてしまうため)
HSB とLab
「HSB」はPCで再現「CMYK」は印刷で再現するカラー
さらに
webサイトのデータは「RGB」でつくるが、
HSBをRBGに変換するときに数値がずれてしまうのでHSBやLabで
指定すると、結果的にだいぶ色が狂ってしまうので注意
色の再現性は紙しだい
紙によって、インクのにじみや反射がちがってくるので、紙によって色の再現が違ってくる
ざらざらしている程くすんでくる。和風のテイストを出すのにはいい
色の再現性では、「アート紙」「コート紙」がいいかも
PCは青が強い!
上記のとおりビビットな色は紙では基本再現できない特に青(PCは青の再現がつよいが、インクではなかなか青味がでない)
青の幅が狭くなってしまう(にごって見える)
逆をいえば、PCでは青はバリエーションが出せるのだから
きれいな青の組み合わせをカラーピッカーを使ってデータを作っておくといい。
その都度の経験値だと、ブレがでてしまうので、
日頃から色を拾ってファイリングしておくと便利
注意点
- CMYK数値で、コンマいくつという単位で指定はできない。
5%単位が普通(性能がいい印刷機では1%ということもできる)
(CMYKとRBGの間で色が変換される際に数値がずれてしまう)
色の参考サイト
kuler(クーラー)世界中の色の組み合わせの見本が出ている(ADOBEはコマンドのオプションから飛べる)
持って帰ったカラーチップをIllustratorやPhotoshopの「色相補正」で、
ひとつの色の組み合わせの数値の差をそのままに色味だけ変更できる
原色大辞典
ブラウザで名前が定義されている140色の色名と16進数
他に「和色大辞典」「洋色大辞典」も
イラレシピ
イメージごとの配色パターンや国別の伝統色見本
イラストレーターでの色調整
編集→カラーを編集→オーバーープリントブラック(墨のせのブラック)
カラー調整RBG
カラー調整バランス
カラー反転=Psの[CONT+i]の捕色を作る作業
グレースケールに変換
彩度調整(いまつくった、発色の調整ができる)色が濃すぎるとき、バックグランドに持って生きたいときとかにつかえる
Psと同じようなフィルタレベルはあるが
ピクセルベースで変形する感じになるので、カラー編集がいちばんいい